米国エネルギー効率経済協議会(ACEEE)は© American Council for an Energy-Efficient Economy.
の略称ですが、この団体は
NATURAL GAS AND HYBRID VEHICLES STILL STARS, DIESELS STILL NO-SHOWS IN ANNUAL RANKING OF TOP ECO-FRIENDLY VEHICLES
と題して、最も環境に良い車、悪いクルマのランキングを公表しています。
ACEEEは、エネルギー保安と環境保護を促進する手段としてエネルギー効率を進めるために設置された独立、非営利的な研究グループです。ワシントンDCに本著地を構え他の非営利団体や各種財団、電力業界、各種政府機関などから資金提供をうけている。選考の基準はCO
2や有害物質の排出量、燃費、生産過程で発生する汚染物質の量などで、アメリカで販売されているクリーンカー12台、最も環境に悪い車12台を選出してランキングされ「2008 Green Book」として発表されている。
それによると、以下の表のようにトヨタ、ホンダ車など日本車が多数を占めるなか、他方環境に悪い車のランキングではヨーロッパの自動車メーカーが上位に並んだ。
| 最も環境に良い自動車12台 |
| 1位 | 本田技研工業『シビックGX』 |
| 2位 | トヨタ自動車『プリウス』 |
| 3位 | 本田技研工業『シビック・ハイブリッド』 |
| 4位 | 独Daimler社『Smart ForTwo』 |
| 5位 | トヨタ自動車『YARIS』(日本名『ヴィッツ』) |
| 6位 | 日産自動車『Altima Hybrid』 |
| 7位 | トヨタ自動車『カローラ』 |
| 8位 | 独BMW社『MINI Cooper Clubman』 |
| 9位 | 米Ford Motor社『Focus』 |
| 10位 | トヨタ自動車『カムリ・ハイブリッド』 |
| 11位 | 本田技研工業『シビック』 |
| 12位 | 本田技研工業『フィット』 |
やはり小型車が中心で、
搭載エンジン、排気量も2.5ℓ以下、このうち4台はハイブリッド車が占める。
状況的には1位〜12位まで優劣つけがたいようだ。
| 最も環境に悪い自動車12台 |
| 1位 | VW社『Touraeg』 |
| 2位 | Bugatti社『Veyron』 |
| 3位 | 独Mercedes Benz社『GL320 CDI』 |
| 4位 | 米Chrysler社『Jeep Grand Cherokee』 |
| 5位 | Mercedes Benz社『R320 CDI』 |
| 6位 | Lamborghini社『Murcielago』 |
| 7位 | Mercedes Benz社『ML320 CDI 』 |
| 8位 | Mercedes Benz社『G55 AMG』 |
| 9位 | 米General Motors(GM)社『HUMMER H2』 |
| 10位 | GM社『GMC Yukon 2500』 |
| 11位 | 英Bentley社『Azure』 |
| 12位 | Bentley社『Arnage』 |
他方、環境に悪いほうの車では、ディーゼル車が多く含まれている。しかも小型車と比べることにも多少の無理があるように思える。トラックやSUVのようなハイパワーの車を必要としているユーザーもいる。近年ヨーロッパなどではむしろクリーンディーゼル車の開発に力を入れており、米国の燃費基準にあわせて2020年までに1ℓあたり約15kmにするという目標達成すべく多数の自動車メーカーはよりクリーンなディーゼルエンジンの開発を急いでいる。
『Golf』ディーゼル・ハイブリッド『Golf TDI Hybrid』コンセプトモデルは74馬力の3気筒TDIエンジン、27馬力の電気モーターを併用。7速のダブルクラッチ『DSG』トランスミッションを備えるという。
このハイブリッドモデルの燃費はリッターあたり約30km、二酸化炭素の排出量は1kmあたり90gになるという。イギリスの『Auto xpress』の既報では1kmあたり89gだったが、いずれにせよプリウスの104gやホンダの『シビック ハイブリッド』116gを下回る。
ダイムラーAGのヴィジョンGLKブルーテック・ハイブリッドモデルは、トゥルーブルーソリューション”の一環として開発された“世界でもっともCO2排出量が少ないSUV”。
燃費性能とCO2排出量は、それぞれ16.9km/リッターと157g/kmとなっている。
いずれも米国の排出ガス規制であるTier2 BIN5および2015年施行予定の欧州排ガス規制であるユーロ6をクリアする環境性能を達成している。

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