Liイオン電池を量産車に初搭載。ダイムラー社は2009年に発売予定のメルセデス・ベンツSクラスの
ハイブリッド・バージョン、「Mercedes-Benz GLK BLUETEC HYBRID」に量産する乗用車として世界初のリチウムイオン電池を搭載モデルを発表。数年後には「Mercedes-Benz S 400 BLUE HYBRID」にも搭載予定。
ブルーテックハイブリッドはブルーテック技術にハイブリッドを組み合わせたもので、ディーゼルエンジンにハイブリッドを組み合わせ、さらなる低燃費を実現するこのパワーユニットは、Cクラス、Eクラス、Sクラスへの搭載が予定されている。
動力部に電動モータを設置することで環境性能をより強力にしたモデルだ。
Liイオン2次電池は120Vで、加速時にモータアシストを行う。Liイオン電池は従来のニッケル水素電池と比較して高出力、小型化が可能極低温度でも電流特性に優れた温度調節システムと一体化させた。
電池の寿命も長く信頼性も高いという。
なお、空調システムにも利用される。体積当たりの出力密度は1900W/L。
排気量2.2ℓのディーゼルエンジンは、2000気圧超高圧噴射を行うBOCSH製のピエゾインジェ
クターを備えた直噴コモンレールシステム搭載。
排気系には「AdBlue」と呼ばれる、尿素を噴霧し、NO
xを大幅に削減する尿素SCR触媒を備える。尿素SCRの概略は、「AdBlue」という補助タンクに蓄積した尿素水を170℃オーバーの排出ガス中に噴霧するとアンモニアと水に分解され、アンモニアの中に排出バスを通過させることでNOxを窒素に変換するものです。
排出ガスについては、世界各国の厳しい次世代排出ガス基準である欧州の「Euro6」や北米の「TierII Bin5」などに先駆けてクリアできるクリーンさが特徴だ。
| ダイムラーAG、「Mercedes-Benz GLK BLUETEC HYBRID」、主要諸元 |
| エンジン |
クリーンディーゼルエンジン |
| 排気量 |
2,2L |
| 最大出力(システム全体) |
220ps(224hp) |
| 最大トルク(システム全体) |
560N・m(57.1kg-m) |
| 最高速度(リミッタ付き) |
215km/h |
| 燃費(欧州NEDCサイクル) |
16,9km/L(5,9L/100km) |
| バッテリー |
Liイオン2次電池 |
| 0〜100km/h加速 |
7.3秒 |
| CO2排出量 |
190g/km |
「2010年頃に燃料電池車の市販化を目指す」については、2010年に「Bクラス Fell』の発売が発表された。同モデルは、最高出力136hp、最大トルク32.6kg-mの出力を確保しつつ、100kmあたり2.9L(約34.5km/L)の超低燃費を実現するという驚異的な数値だ。

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