現在、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車向けの車載電池では、トヨタと松下電器産業が共同生産、日産自動車とNECグループ、三菱自動車とジーエス・ユアサコーポレーションなど各社が提携、日立製作所(日立ビークルエナジー)、三洋電機、三菱重工業、東芝なども独自開発に乗り出しています。
ここにきて国内の素材各社はハイブリッド車用素材の増産体制に乗り出した。
住友化学、旭化成など電池材料の膜素材を生産する設備を増強。
金属素材の分野では新日本製鉄や昭和電工がモーター用の素材の生産能力を大幅に増設する。
この背景には、自動車の世界市場では原油高などでガソリンエンジン主体からハイブリッド車へ移行しており、これに先行するトヨタやホンダのハイブリッド車の世界市場分野でも今後は急速に市場が拡大されていくという読みがありそうだ。
数値で見ると2006年のハイブリッド車の世界販売台数は40万台弱だったのが、2015年には530万台に拡大すると予測される。
ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車用電池は従来のニッケル水素電池から次世代リチウムイオン電池の採用と開発競争が各社ともなされており、LIイオンバッテリーに使用する「セパレーター」という膜素材の増産に旭化成は取り組み、生産能力を現在の2倍に引き上げる。これは全て自動車用に使用する前提で換算すると、年間400万台分の生産に対応できるという。
住友化学も同素材では生産能力の増強にかかり、多額の資金を投入する。
一方、モーター用の分野では昭和電工が磁石合金の生産能力を25%の増産体制で10,000tに引き上げ、制御装置用放熱材の分野では電気化学工業が放熱に使用する金属基板の生産能力を現在の12倍に拡充するもよう。
| 世界に売り込む日本発のハイブリッド車用素材 |
| リチウムイオン電池用 |
| 膜素材 |
住友化学、旭化成、ほか |
| 電解液 |
宇部興産、三菱化学、ほか |
| 電極 |
日立化成工業、ほか |
| モーター用 |
| 電極鋼板 |
JFE、新日本製鉄、ほか |
| 磁石合金 |
昭和電工、ほか |
| 制御装置用放熱材 |
電気化学工業、トクヤマ、ほか |
※JFEとは、「J」は日本(Japan)、「F」は鉄鋼(鉄の元素記号Fe)、「E」はエンジニアリングEngineering)の頭文字を組み合わせたものであり、日本を代表する未来志向の企業グループ(Japan Future enterprise)を意味する。ジェイエフイーホールディングス株式会社のこと。
(Wikipediaより出展)
| 環境対応車用の電池を開発するメーカー |
| トヨタ・松下電器産業(提携) |
共同出資会社 |
| 日産・NECグループ(提携) |
共同出資会社 |
三菱自動車・
ジーエス・ユアサコーポレーション(提携) |
共同出資会社
(三菱商事も参加) |
| 独自開発各社 |
日立製作所(日立ビークルエナジー) 東芝・
三菱重工業・三洋電機 |

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