高温型燃料電池「HT-FC」と12個のLiイオンバッテリーを搭載した燃料電池車「space up! blue」をフォルクスワーゲン(FW)が世界初公開。この家庭用電源から充電できるプラグイン充電可能なクルマだ。
バッテリーのみでの走行でも、65㍄の連続走行できる。
フォルクスワーゲンの「UP!」シリーズでは最近「up!」、「space up!」、「space up! blue」と公開され「space up! blue」は電気を活用した燃料電池車となっている。
従来の低温型燃料電池と比較して高温型燃料電池「HT-FC」は、耐久性や出力性能(最高速度など)、軽量化に優れ、価格の点でも低価格でより実用的だという。
水素の生成過程で生ずる熱に対しての許容範囲が一段と高くなっているのが特徴と言える。
車両のフロント部分に高温型燃料電池「HT-FC」は搭載され、12個のLiイオン2次電池と太陽電池を使い分ける仕組みになっている。電気モーターはリアに搭載し、そのリアシートの下部にLi2次バッテリーが収納されている。
space up! blueの走行で、バッテリーだけを使用して電気モーター(45kW/61PS)で走らせると約105km(65㍄)連続して走行でき、燃料電池で走行した場合は走行距離が249km(155㍄)延長可能になる。
合算すれば1回のエネルギーチャージで約354km(155㍄)走行できることになる。
しかも、ルーフに取りつけられた大型のソーラーパネルからは最大150Wの電力がバッテリーに供給される。
ドイツにあるフォルクスワーゲンのリサーチセンターで開発された高温型燃料電池「HT-FC」は、今後この低価格の燃料電池を量産化するという点ではひとつハードルを超え、実現面で一歩近づいたことになる。
「space up! blue」,フォルクスワーゲンの燃料電池車!の動画が見られます。
| 「space up! blue」,フォルクスワーゲンの新型燃料電池車!、主要諸元 |
| 項目 | 数値 |
| 全長(mm) |
144.9㌅(約3,680mm) |
| 全幅(mm) |
64.2㌅(約1,630mm) |
| 全高(mm) |
61.8㌅ (約1.570mm,space up! 比 +30mm) |
| 電気モーター出力 |
45kW(61ps) |
| モータ |
出力 | 45kW(61PS) |
トルク | 120N・m |
| 航続距離 |
燃料電池 | 249km(155㍄) |
フル充電の2次電池 | 105km(65㍄) |
| 最大航続距離 |
354km(220㍄) |
1エネルギーチャージ (バッテリーの充電+水素補給) | 最大 約354km(220㍄)走行 |
| 大型ソーラーパネル(太陽電池) | 最大150ワットの電力供給 |
| 最高速度 | 121km/h |
| 車両重量 | 1.090kg |
| 停止状態から100km/hまで | 13.7秒 |
| 乗車定員 | 4名 |

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