トヨタ自動車はコンパクトなミニカー「iQ」を2008年11月20日に発売する。
燃料費の高騰や二酸化炭素(CO2)の排出削減などの観点から世界では小型車へのシフトが高まる中、排気量1000tクラスで軽自動車に対抗できる燃費性能を実現し、安全性の向上と高機能でよりコンパクトな小型車市場を追及する。
トヨタの主力車種「ヴィッツ」と比較して価格面では高いが、燃費性能では同一排気量のエンジン搭載の「ヴィッツ」や排気量658ccのスズキ「ワゴンR」より1km向上している。
また室内の電力消費量をLED(発光ダイオード)を採用することで抑えている。
欧州ではドイツのダイムラー社の「スマート」、アジアではインドのタタ自動車など小型車市場が激しい
競争を行うなかで対抗車種を開発。
「iQ」の最大の特徴はコンパクト車ながら室内の広さを確保するためにエンジンよりも前方に前車軸を
置いたところにある。パワートレインは排気量1.0ℓのガソリンエンジン「1KR-FE」に無段変速機(CVT)
を組み込む。
安全面では電動パワーステアリング(EPS)、横滑り防止装置(ESC)が制御する「S-VSC」を採用し、
ドライバーや同乗者を守るエアバッグは、助手席用や後部からの追突に備えたものなど9つのエアバッグを「S-VSC」と合わせて全車標準装備する。
欧州での販売ではディーゼルエンジン採用モデルも投入する。
| TOYOTA「iQ」、主要諸元 |
| 項目 | 数値 |
| 全長 |
2,980mm |
| 前幅 |
1,680mm |
| 全高 |
1,500mm |
| ホイールベース |
2,000mm |
| 車重 |
890kg |
| エンジン排気量 |
996cc |
| 最小回転半径 |
3.9m |
| 燃費 |
10・15モード走行 | 23km/ℓ |
JC08モード走行 | 21.0km/ℓ |
| 最高出力 |
50kW(68ps) |
| 最大トルク |
90N・m |
| エアバッグ |
S-VSC,9個のエアバッグ,全車標準装備 |
| 乗車定員 |
大人3人,子供1人,計4人 |
| 販売価格 |
140〜160万円(北海道,沖縄を除く) |
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